㈱バンガードインターナショナルフーズ 獣医師 遠塚谷
【編集メモ・CMS入稿時に削除】メタディスクリプション:グレインフリードッグフードのメリット・デメリットを獣医師が解説。「犬に穀物は不要」は本当?最新の獣医栄養学の視点から、愛犬に合ったフードの選び方をわかりやすく説明します。(120字以内)
「グレインフリーって体に良いの?」「うちの犬にも必要?」そんな疑問をお持ちの飼い主様は多いのではないでしょうか。創業30年のプレミアムペットフード専門メーカーの獣医師の視点から、グレインフリーについての正しい知識をお伝えします。
グレインフリードッグフードとは何か
近年、ドライフードを選ぶとき、「グレインフリー」というキーワードをよく目にします。「グレインフリーってなに?」「グレインフリーが良いのかな?」と関心をもたれている飼い主様も多いと思います。
「グレインフリー」の「グレイン」とは英語で穀物を意味します。穀物とは、米、大麦、オーツ麦(オートミール)、ソルガム、キビなどを指します。つまり「グレインフリー」とは穀物が入っていない、穀物不使用という意味になります。
グレインフリーのフードでは、穀物の代わりにポテト、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、タピオカなどを炭水化物源として使用しています。
「犬に穀物は消化できない」は本当か?
グレインフリーフードを推奨する理由として「犬は肉食だから穀物は消化できない」とよく言われますが、これは医学的には誤解です。近年の遺伝子研究により、犬は人間との長い歴史の中で、デンプンを消化するための酵素(アミラーゼ)の分泌に関わる遺伝子(AMY2B)を、祖先であるオオカミよりもはるかに多く持っていることが分かっています。
つまり、犬は炭水化物を消化できるように進化した「肉食寄りの雑食動物」なのです。
生のデンプンが消化しにくいことは事実ですが、水を加えて適切に加熱調理(アルファ化)することで分子構造がほぐれ、犬の腸管でもスムーズに消化吸収される非常に良質なエネルギー源となります。
グレインフリーは本当に体に良いのか?最新の獣医栄養学の見解
海外の最新の獣医栄養学(主にアメリカやヨーロッパの専門医のコンセンサス)において、犬の「穀物不使用(グレインフリー)」と「穀物使用(グレインインクルーシブ)」のフードに対する考え方は、ここ数年で大きく変化しています。
かつては「犬は本来肉食だから穀物は不要・悪である」という極端な見方もありましたが、その後の研究やFDA(米国食品医薬品局)の調査などにより、「豆類を極端に多用したグレインフリーは、心臓の健康に必要な栄養素の吸収を妨げる可能性がある」という懸念が示されました。
この経緯を経て、現在の海外の栄養学的な結論としては、「グレインフリーが絶対的に優れているというわけではなく、良質な穀物を含むフードにも、グレインフリーのフードにも、それぞれに異なる栄養学的なメリットがある」という見方にシフトしています。
特定の穀物アレルギーがない子には、質の高い穀物が健康の強固なベースになりますし、穀物が体質に合わない子には、ポテトなどを用いた消化の良い良質なグレインフリーが救世主となります。
ナチュラルハーベストの炭水化物への考え方
米(白米・玄米)
シニア犬にマッサージをする際は、人間に対するマッサージとはやり方が異なる点を意識してください。
また高度で特別な技術が必要なわけではありません。普段の「撫でる」「触る」という行為に対し、目的意識を少し変えるだけで十分なマッサージ効果が得られます。
★最大の注意点:決して「ゴリゴリ」と力を入れないこと!
※力の目安:100g程度のやさしい力
人間と同じように力を入れて揉んでしまうと、犬にとっては痛みの原因になります。基本は「手のひら全体で優しく撫でる」「皮膚を軽く引っ張る」といった、やさしい力を意識してください。
また、犬が【まんざらでもない顔】をしていることを確認しましょう。嫌がった場合は無理に行わず、犬の心地よいケアをしてあげてください。
米(白米・玄米)
白米は、炭水化物の中でもトップクラスの消化吸収率を誇り、胃腸への負担が少ない優れたエネルギー源です。小麦やトウモロコシと比べるとアレルゲンになりにくく、お腹がデリケートな犬、運動量が多く素早いエネルギー補給が必要な犬、消化機能が落ちてきたシニア犬に最適です。
ポテト・さつまいも・えんどう豆(グレインフリー)
獣医師から「穀物を避けた方が良い」と診断された犬や、穀物が体質に合わない犬にとっての救世主です。ポテトは米と同様、トップクラスの消化吸収率です。さつまいもは、水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく含んでおり、腸の蠕動(ぜんどう)運動を助け、腸内環境を整える働きに優れています。
レッドソルガム(きび)・大麦
米やポテトに食物アレルギーがある犬にも適した選択肢です。摂取後の血糖値上昇が緩やかな「低GI」食材であり、腹持ちが良いのが特徴です。また、大麦などに含まれる水溶性食物繊維(β-グルカンなど)は、大腸で善玉菌の餌となって「短鎖脂肪酸」を生み出し、腸内フローラと免疫機能を健康に保ちます。体重管理が必要な犬、食いしん坊な犬におすすめです。
穀物使用シリーズの商品
【ドライフード】
メンテナンス 《ラム》
メンテナンス スモール《ラム》
メンテナンス スモール《フィッシュ》
おなかにやさしいフード
レジーム スモール 《チキン》 【ダイエット用食事療法食】
レジーム スモール《ラム》 【ダイエット用食事療法食】
レジーム《チキン》 【ダイエット用食事療法食】
フラックス 【結石ケア用食事療法食】
キドニア 【慢性腎臓病用食事療法食】
【おやつ】
ヤギミルクビスケット
プロバイオビスケットシリーズ
[クランベリー]
[グルコサミン]
パフクラッカーシリーズ
[紫いも]
[まるごと小魚]
[ささみ]
さめパリ
腸活パフパフ
グレインフリーシリーズの商品
【ドライフード】
マイリトルダーリン(幼犬〜シニア・全年齢向け)
メンテナンス スモール 《ターキー》(成犬・シニア向け)
シュープリーム(成犬・シニア向け)
まとめ
ナチュラルハーベストでは、ドライフードの炭水化物源として「穀物使用フード」と「穀物不使用(グレインフリー)」の両方の選択肢をご用意しております。
「どっちが優れているか」ではなく、「自分の愛犬にはどれが適しているか」で選んでいただければと思います。
「グレインフリーを選ぶこと」が目的ではなく、「愛犬の便の状態、毛艶、体重、そして嬉しそうに食べる姿」を観察しながら、毎日の健康を支える最適なフードを見つけてほしいと願っています。





